花を贈ると母に逆上された…生きづらさ理解されたい「宗教2世」たち

『もともと、宗教の話題はタブー視されがちで、2世たちは「悩んでいても、人に言えない」とつらさを心の内に抱えこんでしまうところがあった。』　〃：朝日新聞デジタル

「幼いころ、母を喜ばせたくて、母の日にカーネーションを買ったことがありました。しかしその宗教ではお祝いごとがご法度だったので、母は逆上し、幼心に傷つきました」 〃：朝日新聞デジタル

〃 親の信仰に伴って様々な悩みや困難を抱えた「宗教2世」の存在が改めて注目されています。当事者たちにどう向き合えばいいのか、2世の自助グループを主宰してきた京都府立大学の横道誠准教授に聞きました。

【読まれています】〃 《たとえ親が同じ宗教を信仰していたとしても、2世たちが抱える悩みはさまざま》 《家庭の事情が加味され、周囲からは見えにくく、理解されにくいのが2世の課題の特徴》

〃：朝日新聞デジタル ――自助グループを開催するようになったきっかけは。 　私自身も、宗教2世の当事者だからです。私の場合は、母がキリスト教を母体とした新興宗教を信仰していました。

〃 「幼いころ、母を喜ばせたくて、母の日にカーネーションを買ったことがありました」 「しかしその宗教ではお祝いごとがご法度だったので、母は逆上し、幼心に傷つきました」

「私としては、『信教の自由』を保障しつつ、反社会的な教団の活動に制限をかけることも可能にするフランスの『セクト規制法』のようなものが整備されてほしいです」 〃

「〃」。『朝日新聞』からインタビューを受けました。有料なのですが、会員の方は良かったらご覧ください。8月3日には『朝日新聞』本紙にも載ります。

〃 宗教を理由とした虐待、生活を制限されて育ったことで、大人になってから社会にうまく適応できない人… 「宗教2世」の自助グループを主宰する横道誠准教授に、当事者との向き合い方を聞きました。